パ制覇のオリに“大荒れ更改”の予兆…紅林4倍増ホクホクも、村西は金額不満でアップ提示保留

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「とてもいい評価をしてもらいました」

 6日、オリックスの紅林弘太郎(19)が大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、720万円から4倍増の2880万円でサイン。報道陣の前で顔をほころばせた。

 2年目の紅林は今季136試合に出場し、打率こそ.228も、10代では球団史上初の2ケタ10本塁打をマーク。大きく飛躍した。

 25年ぶりのリーグ優勝を達成した今季、その立役者になった“投手5冠”の山本由伸(23)や、プロ2年目にしていずれもリーグ2位の13勝、防御率2.51とブレークした宮城大弥(20)、本塁打王(32本)の杉本裕太郎(30)、首位打者(.339)の吉田正尚(28)なども、大幅アップが見込まれる。

 バラ色のオフが待っている選手もいれば、逆もまたしかり。この日、「(金額提示に)こんなもんかと思いました。納得いかないと判は押せない」と、今季870万円からのアップ提示を保留したのは、プロ2年目の右腕・村西良太(24)だ。

 今季は主に中継ぎのワンポイントとして18試合に登板し、1勝0敗1S、5H、防御率3.75。ネット上には「これでアップなら御の字だろ」「文句を言える成績か」という声もあるが、昨季の4試合(1先発)、0勝1敗、防御率9.00から成長の兆しを見せていた。

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