オリ山本由伸は文句なしの沢村賞! ダル、田中将に並ぶ高卒最速「年俸3億円超え」なるか

公開日: 更新日:

 全会一致で選ばれた。

 22日、「2021沢村賞選考委員会」が都内で開かれ、オリックス・山本由伸(23)が初受賞した。今季は26試合に先発し、18勝(5敗)、防御率1.39、206奪三振、勝率.783、4完封で全てにおいてリーグトップ。史上8人目の「投手5冠」に輝いている。

【写真】この記事の関連写真を見る(20枚)

 当然の受賞だが、気になるのは来季の年俸だろう。高卒5年目の今季は年俸1億5000万円。大幅アップは確実だが、狙うは3億円の大台到達だ。

 高卒最速でその大台に乗ったのは日本ハム時代のダルビッシュと楽天の田中将大のプロ6年目。5年目を終えた時点でダルは63勝、田中は65勝を積み上げていた。2人と比べると2年目まで中継ぎだった山本は援護不足も絡み、39勝。当時よりもさらに投手の分業化が進んだため投球回でも劣るが、2年目以降の平均防御率は1.89で、ダル(同2.03)や田中(同2.31)をしのぐ数字をマークしている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態