全国高校駅伝はアフリカ人留学生1人だけでは勝てない時代に 日本人がレベルアップ

公開日: 更新日:

 世羅は昨年のアベック優勝時も男女のケニア人留学生が貢献した。一方で、ここ5年で3度優勝の仙台育英の女子は、2年前と今年は留学生は使っていない。今回の洛南もそうだし、17年男子優勝の佐久長聖(長野)も日本人だけで勝った。

 高校の元指導者が言う。

「高校駅伝は女子が5区、男子は7区ある。今は日本人のレベルも上がってきたので、ケニア人留学生が1人だけでは勝てない。仙台育英は男子4区(区間2位)に今夏の全国高校総体3000メートル障害優勝のボニフェス・ムテチを使っても3位だった。1校1人で最長1区を走れないため、留学生は優勝に欠かせないピースとはいえない。『留学生起用は不公平』と言っている監督は指導力が問われる」

 そういえば実業団の監督も、「マラソンでアフリカ勢に勝つのは無理だ」と、はなから白旗を揚げているそうだが、情けない話だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状