巨人「目玉補強」に5番候補ポランコ獲得も…2.5億円の大枚むなしく原構想に“大穴”

公開日: 更新日:

 これが巨人の「目玉補強」だそうだ。

■新外国人補強第3弾で「本命」ゲット

 5日、グレゴリー・ポランコ外野手(30=前ブルージェイズ傘下)を獲得したと発表した。単年契約で年俸は2億5000万円だという。

 巨人は昨季、新助っ人のスモーク、テームズ、ハイネマンが全員途中帰国。借金1の3位に沈む一因となった。

 ポランコはメジャー通算96本塁打、98盗塁。原監督の構想では固定できなかった「5番」を任せる。「左のスラッガーながら走れるのも魅力。バリバリのメジャーリーガーだし、このオフの本命補強」とは、さるチーム関係者だ。

 ただ、ここ数年は故障に泣かされてきた。2018年に左肩を脱臼して手術。19年には左肩の炎症で離脱した。20年には右手首を骨折。両内転筋の張りを訴えた昨年は、パイレーツで107試合に出場し、打率.208、11本塁打、36打点、14盗塁にとどまった。

 メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

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