北京五輪「コロナ悪用」の陰謀論まで飛び出したが…中国の狙いは“欧州取り込み”

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 中国不信が止まらない。

 北京冬季五輪開幕を目前に、ドイツでは中国が新型コロナウイルス検査を利用して強豪選手を排除する可能性を危惧する声が上がった。

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 ドイツスノーボード統括団体のヘルツ会長が国内番組の中で「中国の大会でフェアプレーが見られるのか疑問。(コロナの)検査は簡易的なもので、誰かが後から『偽陽性だった』と弁解することもできる」と言及。昨年11月の五輪テストイベントでスノボチームのコーチが検査で陽性と判定されるも、その後、偽陽性だと分かったという。

 中国に対する不信感をあらわにしているのは、ドイツだけではない。オランダ、ベルギー、イギリスのオリンピック委員会は中国からのハッキングやスパイ活動への悪用を警戒し、個人の携帯電話やパソコンを持ち込まないよう警告した。

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