北京五輪「コロナ悪用」の陰謀論まで飛び出したが…中国の狙いは“欧州取り込み”

公開日: 更新日:

 中国不信が止まらない。

 北京冬季五輪開幕を目前に、ドイツでは中国が新型コロナウイルス検査を利用して強豪選手を排除する可能性を危惧する声が上がった。

【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)

 ドイツスノーボード統括団体のヘルツ会長が国内番組の中で「中国の大会でフェアプレーが見られるのか疑問。(コロナの)検査は簡易的なもので、誰かが後から『偽陽性だった』と弁解することもできる」と言及。昨年11月の五輪テストイベントでスノボチームのコーチが検査で陽性と判定されるも、その後、偽陽性だと分かったという。

 中国に対する不信感をあらわにしているのは、ドイツだけではない。オランダ、ベルギー、イギリスのオリンピック委員会は中国からのハッキングやスパイ活動への悪用を警戒し、個人の携帯電話やパソコンを持ち込まないよう警告した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋