体操・内村航平が引退決断で…日本のライバル中国が指導者“引き抜き”に虎視眈々

公開日: 更新日:

 絶対王者がついに幕を下ろした。

 2012年ロンドン、16年リオ五輪で、体操男子個人総合2大会連続金メダルの内村航平(33)が引退を決断した。

 全6種目をこなす個人総合にこだわり、五輪、世界選手権を含め前人未到の世界大会8連覇の偉業を達成。15年世界選手権とリオ五輪ではエースとして団体総合金メダルに導いた。

 全盛期は、「世界一美しい」と評された演技と寸分の狂いもない着地を披露。国内外のライバルの追随を許さず「キング」「絶対王者」の異名を取った。

 20代半ばでピークを迎え、実績のある選手でも30歳を前に引退するケースが少なくない体操界にあって、三十路を過ぎても一線級で活躍するのは異例のこと。

 競技を離れる今後は数々の実績と豊富な経験を評価され、指導者として後進の育成に当たるとみられるが、それは国内とは限らない。世界各国の体操協会が内村を指導者として招聘する動きがあるという。

■アーティスティックスイミングでは井村雅代氏を引き抜き

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性