不調気味の松山英樹が“第5メジャー”に参戦「優勝賞金4億円」はエンジンとなるか

公開日: 更新日:

「本番」は来月だが、手を抜けない大会だ。

 感動の優勝からはや1年。松山英樹(30・世界ランク11位)は今年のマスターズ(4月7日開幕)で連覇を狙う。今シーズンはすでに2勝を挙げているが、直近2大会は20位、39位とやや不調。マスターズに向けて徐々に調子を上げていけばいいのだが、悠長に構えているわけにはいかない事情がある。

 10日開幕のザ・プレーヤーズ選手権(TPCソーグラス)は「第5のメジャー」といわれ、今年は賞金総額が500万ドル増の2000万ドル(約23億1600万円)になった。優勝賞金は、なんと360万ドル。日本円にして約4億1700万円と超ビッグだ。この金額は4大メジャーよりはるかに多い。

 松山は米ツアーの公式サイトが発表した今大会の優勝予想で5番手。昨年は初日4オーバー112位と大きく出遅れ予選落ちしたとはいえ、2020年の大会初日はコースレコードに並ぶ「63」を出して首位発進。新型コロナ感染拡大の余波で2日目以降が中止になったが、それ以前はトップ10入りも2度あり、コースとの相性は悪くない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ