大谷翔平がOP戦圧巻の最速159キロ5K!仕上がり昨季以上でサイ・ヤング賞へさらなる現実味

公開日: 更新日:

 二刀流が堂々の投球を披露である。

 エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間22日、ロイヤルズとのオープン戦に初登板。2回3分の1を3安打1失点、5奪三振と好投した。

■最速159キロ

 大谷は直球とスライダーを軸にロイヤルズ打線をねじ伏せる。立ち上がりは力のある直球で相手のバットに空を切らせると、二回は変化球主体の投球に転換。5番ダンガン、7番ギャラガーをいずれも低めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。三回、先頭のガルシアから空振り三振を奪った後、連打を浴びて1点を失ったところで降板した。球威も十分で、この日の最速は99マイル(約159.3キロ)だった。

 初登板を終えた大谷は「感覚よく投げられたので良かったかなと思います」と満足そうに振り返った。3イニング目に浴びた連打については「スライダーが真ん中に入ったので、そこらへんは実戦の感覚かなと思う」と反省も忘れなかった。

 2018年オフのトミー・ジョン手術から丸3年以上が経過。キャンプ序盤に早くも158キロをマークしたように、右肘は万全と言えるのではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々