日本ハム開幕5連敗 新庄監督初の試合後取材対応なしでも“夜明け前”の「救い」

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 そもそも日本ハムはまだ本格始動していない。計5億8000万円と珍しく大金を積んで獲得した新外国人4人はコロナ禍で入国が遅れ、万全の状態とは言い難い。何より故障離脱中の野村(左足首捻挫)、五十幡(急性腰痛)の不在は大きな痛手だ。昨オフに主力だった西川、大田と契約しなかったのはこの2人の成長を見越し、ポジションをあけるためだったといわれる。ポジションに強引に穴をあけ、若手の成長を促すのは日本ハムの常套手段でもある。

 それでも、野村はすでに二軍の試合に出場するほど回復。五十幡にしても、「あと1カ月ほどかかりそうです」(OB)というように、シーズンを棒に振るほどのケガではない。布陣が整っていないのはある意味、救いだ。

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