米17歳マリニンが4回転アクセル“成功”の快挙 羽生結弦には現役続行最大のモチベーション

公開日: 更新日:

「4回転の神」といわれている。

 フィギュアスケート男子のイリア・マリニン(17=米国)が前人未踏の4回転アクセルジャンプ(4A)に成功。米国フィギュアスケート協会の公式ツイッターで公開した動画では、練習ではあるもののクリーンな着地を披露し、現場にいたコーチによれば、「今日だけでイリヤは2度も4Aに成功した」という。

【写真】この記事の関連写真を見る(42枚)

 4Aは公認大会でまだ誰も成功させたことのない「神の領域」といわれる。公式戦で成功すれば、もちろん人類史上初の快挙だ。マリニンは今年1月の全米選手権で銀メダルを獲得。しかし、シニアでの経験不足を理由に今年2月の北京五輪出場は叶わなかった。

 ジュニア層では敵なしで、4月の世界ジュニア選手権ではジュニアでの世界最高得点をマークして優勝。「4回転の申し子」ネイサン・チェン(23)のあとを引き継ぐスター候補といわれている。そのネイサンは今秋から休学していたイエール大学に復学。学業に専念するため、マリニンは「ポスト・ネイサン」との呼び声も高い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…