己の保身? “皇帝”プルシェンコがプーチン大統領を擁護する本当の狙い

公開日: 更新日:

 スポーツ界のロシア「追放」が止まらない。IOC(国際オリンピック委員会)の国際大会除外勧告を受け、サッカーフィギュアスケートなど各競技連盟がロシア選手の大会除外を決めた。

■ロシアのスポーツ界追放に猛抗議

 これに猛抗議したのが“皇帝”エフゲニー・プルシェンコだ。2006年トリノ五輪フィギュアスケート男子シングル金メダリストで「プーチン派」として知られる。2日、ISU(国際スケート連盟)が23日開幕の世界選手権(フランス)でロシア勢を除外したことに対し、自身のSNSで1300字以上にわたる長文で不満をつづった。

「スポーツと政治を混同させてはいけない。これは差別であり、アスリートの権利に対する露骨な侵害です。我が国の選手が参加しなければ、(世界選手権での)勝利の価値は下がるだろう」とした上で、最後に「私は大統領を信じています」と締めた。

 ロシアのアスリートでさえ、「戦争反対」の意思を示す者がいる中、際立つ“皇帝”のプーチン擁護。「親ロシア」を前面に出す背景には、自身が経営するスケートクラブの存在があるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景