原監督の坂本勇人“依存症”いつまで? 一軍復帰戦で先制打&猛打賞も満身創痍は変わらず

公開日: 更新日:

 原監督はことあるごとに「脱・坂本依存」を掲げるが、留守を守ってきた高卒2年目の中山は、この日出番はなし。そんな坂本は1人3役を背負うことになる。

 まずは「打」だ。この日は4番・岡本和の後の「5番」。クリーンアップの一員としてポイントゲッターの役割が期待される。

 次に「守」。巨人はリーグワーストの41失策と相変わらず締まらない守備陣の引き締め役を担う。原監督が復帰早々、遊撃に入れたのも、そんな狙いがありそうだ。とあるチーム関係者がこう言った。

「3つ目は主将として若い投手陣に活を入れたり、3連敗中のチームを鼓舞する『鬼軍曹』の役割。阿部が引退してコーチになって以来、これは坂本にしかできない仕事。岡本和や丸には務まらない重要な役割なんです」

■存在感は抜群も…

 原監督は「坂本がいるとチームが落ち着く? それはそうでしょうね!」と声のトーンを上げ、「いい時間を過ごしたと思うよ。結構時間を取ったわけだし、最後までいてくれるといいね」とうれしそうだった。

 ただ、今季は左脇腹と右膝を痛め、すでに2度離脱している。古傷の腰も万全ではなく、満身創痍の状態だ。巨人はなんだかんだで坂本次第。もし「3度目」があるようなら、それは巨人がV逸する時である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?