今後は大谷翔平が狙われるこれだけの根拠…トラウトへの危険球が伏線の大乱闘で遺恨残す

公開日: 更新日:

 昨季、大谷への死球が少なかったのは一発を放っても相手バッテリーや敵軍ベンチを挑発しなかったのはもちろん、各球団の忖度があったともっぱらだ。昨季の大谷は序盤からリアル二刀流で起用され、本塁打を量産。全米から注目を浴び、人気が右肩下がりのメジャーの救世主的存在だった。ルース以来の「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」も掛かっていた。そんな人気選手の故障を恐れて、報復死球の対象から外したと言われている。

 大谷は、ここまで投手として6勝(4敗)、打者として16本塁打をマーク。中6日のローテなら前半戦は残り2試合に登板し、白星を8勝まで積み重ねるのは可能だ。後半戦で2ケタ勝利に到達するのは時間の問題。二刀流の世間への衝撃も昨年と比べれば下火だし、相手バッテリーから厳しい内角攻めに遭う可能性は昨年以上に膨らんでいるのだ。

 今回の乱闘で遺恨を残したマリナーズとは今季残り10試合。マ軍の矛先が大谷に向けられてもおかしくはない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動