阪神次期監督・岡田彰布氏で“すんなり決定”にはならない「特殊球団」と在阪メディアの事情

公開日: 更新日:

 少なくとも、本人が前のめりになっていることだけは確かだろう。

 30日発売の週刊新潮が阪神の来季監督人事について報道。有力候補と目されるOBの岡田彰布氏(64)が、阪神の親会社である阪急阪神ホールディングスの角和夫会長兼グループCEO(73)、吉田義男元監督(88)と<極秘ゴルフ会食>をしていたと書いている。

■「嘘ついても」

 現在の矢野監督が今季限りでの退任を自ら発表したことで、その後任が注目されている折も折、親会社のトップと重鎮OBが岡田氏とグリーン談議をしていたというのだから、人事に結び付けられるのは当たり前。それを懸念して、角会長と吉田氏は一緒にゴルフをしたことを認めるにとどめているのだが、当の岡田氏本人が「嘘ついてもしゃあない」と直撃取材にこう答えているのだ。

「ゴルフして飯食いに行って、野球談議に花を咲かせた感じ」

「まっ、飯食うてる時だったからな。本当の要請じゃないからな」

「どうすりゃええやろ、そんな話の中で、そういう(阪神の)再建みたいな話やな、結局」

 ゴルフのラウンド後に会食した事実を自ら明かし、正式なものではないとしながらも、就任要請があったことをにおわせたのである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?