総額43億円!国内女子ツアーの「賞金バブル」に先達ため息…西郷真央はイ・ボミ超えの3億円台も

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 先週の大会は国内最高額の5400万円という優勝賞金が話題になった。30日開幕の資生堂レディスオープンは、その半分以下の2160万円だが、それでも賞金総額は1億2000万円。国内で有数の高額賞金大会である。

■総額43億円!

 今季の国内女子ツアーは全38試合で賞金総額は過去最高の約42億9600万円。国内で10戦5勝の西郷真央(20)は、すでに約1億円(9936万円)も稼いでいる。

 海外メジャー2大会に出場していたので6月は「留守」にしていたが、再び国内で勝利を重ねれば、2015年に初の2億円超え(約2億3049万円=32戦7勝)を記録したイ・ボミの年間獲得額を抜いて初の3億円台があるかもしれない。

 今季の国内ツアーは17大会を終え、3000万円以上の獲得者は18人もいるから、「生まれてくるのが早かった」とボヤくベテランプロが少なくないのだ。

 確かに過去と比較すれば、近年の女子プロは恵まれている。例えば、00年から6年連続賞金女王の不動裕理は03年に24戦10勝、勝率41.7%という驚異的な数字を残したが、獲得賞金は約1億4932万円だった。

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