日本ハムでも陽性11名…NPBのコロナ対策を名球会OB疑問視「試合消化するだけでいいのか」

公開日: 更新日:

 今度は日本ハムだ。

 球団は18日の西武戦後、新庄剛志監督(50)ら選手、スタッフ計11名がコロナの陽性判定を受けたと発表。チームでは16日に加藤、17日には石川直ら陽性者が相次いでいた。新庄監督は前日17日、「熱っぽかったから体温計で測ったら35.8度。熱がなくて良かった」と話していたが、この日、一軍で実施した検査で感染が判明した。

 全国でコロナ感染者が急増する中、プロ野球界でもコロナ禍が拡大している。6月下旬から7月1日にかけてソフトバンクで計19人の感染が判明すると、7月に入ってヤクルトが計28人、この日は広島の二軍でも計34人、一軍スタッフ1人の感染が判明した(18日現在)。

 名球会会員の評論家・山崎裕之氏はこう言う。

「いつどこのチームでコロナの感染者が出てくるかわからない状況。球団としても対策を立てているいるとはいえ、疑問なのは、コロナ禍に見舞われたチームはメンバー的に圧倒的に不利になるのに、ただ試合を消化するためだけようにペナントレースを続けていいのか、ということです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑