U18W杯で浅野翔吾ケガ、12球団冷や汗も…現地で唯一密着の巨人スカウトにホゾを噛む

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 ドラフト1位候補にアクシデント発生だ。

 日本時間14日、米フロリダ州で行われているU18W杯で、台湾と対戦した日本の浅野翔吾(3年=高松商)が、故障で途中交代したのだ。

「1番・左翼」でスタメン出場したものの、三回と五回の守備で左手首と左膝付近を痛め、直後の攻撃で代打を送られた。試合後に「(膝は)骨じゃなくて筋肉に当たって打撲とかなので大丈夫。手首は少し痛いけど大丈夫」と話したものの、この日の朝8時からの試合をテレビ観戦したというプロ球団のスカウトは「心配ですね。現地に行っていないので、本当のケガの状態を把握しきれないかもしれない。12球団で唯一、スカウトが行っている巨人は別でしょうけど……」と眉をひそめた。

 このスカウトによれば、巨人だけが四国地区担当の岸スカウトを米国に派遣しているという。もちろん、1位候補の浅野を重点的に視察するためだ。前出のスカウトは「今回は夏の甲子園大会で見たメンバーがほとんどだし、試合はCS放送で見られる。開催地が米国と遠いこともある。今の時期は大学のリーグ戦が開幕してテンヤワンヤなので、巨人以外の11球団はスカウトの派遣を見送ったのでしょう」と指摘する。

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