逮捕されたKADOKAWA角川歴彦会長 高橋元理事側への支払いスキームを把握か

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 東京五輪パラリンピックの汚職事件をめぐり、贈賄容疑で逮捕された出版大手KADOKAWA会長の角川歴彦容疑者(79)。受託収賄容疑で再逮捕された大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)側への手数料を「コンサルタント料」として支払うスキームに関し、事前に了承した疑いのあることが、15日判明した。

 関係者によると、高橋容疑者は2016年以降、知人でコンサルタント会社「コモンズ2」の社長を通じ、五輪スポンサーを希望したKADOKAWAにスポンサー料2億8000万円に加え、7000万円の手数料をコモンズ2に支払うよう求めたという。

 KADOKAWA側は提案に応じ、手数料を大会公式ガイドブックなどへのコンサル名目で支払った。角川容疑者はこうしたスキームの報告を部下から受け了承したとみられている。

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