太刀川正樹
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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【Bad idea on my part】オオタニ・ルール発案の監督「我々にとってはまずいアイデアだった」

公開日: 更新日:

 MLBは昨年のオールスターゲーム前、「先発した投手が降板後もDHとして打席に残ることができる」という、いわゆるオオタニ・ルールを採用した。発案者はタンパベイ・レイズのケビン・キャッシュ監督。球宴で大谷を「1番・DH兼投手」で起用し、ルール導入の道筋をつけた。

 そのキャッシュ監督が今年5月9日のエンゼルス戦前、報道陣に言ったのが、「Bad idea on my part」。冗談半分、自戒するような口調で報道陣の笑いを誘った。

 “on my part”は「我が陣営」「我が方」を意味する。相手側を意味するときには“the other part”、あるいは“opponent”を使う。

 “part”とは「部品」「(全体の)一部」「(重要な)部分」を意味するほか、「陣営(チーム)」や「味方」を指す。使い方はさまざまだ。例えば、“take part in”は「関与する」「参加する」を意味するし、“baseball is a part of his life”は「野球は彼の人生にとって不可欠な要素だ」となる。

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