大谷の新ボスに元ロッテ監督・バレンタイン氏が浮上! 72歳老将自ら“売り込み”の成果は?

公開日: 更新日:

 大谷翔平(28)のエンゼルス次期監督に日本のファンにも馴染み深い人物が浮上した。

 ロッテで2度、監督を務めたボビー・バレンタイン氏(72)である。2012年にレッドソックス監督を解任されてからは長らくスポーツ専門局「ESPN」などで解説者を務めてきた。昨年、政治家への転身を表明、同年11月のスタンフォード市長選(コネティカット州)に出馬したが落選。政治の道を諦め、今年4月には主にエンゼルス戦を中継する地元放送局バリー・スポーツ・ウエストのアナリストに就任。敵地での試合も欠かさず観戦しており、チーム事情、戦力を把握しているからだろう。フィル・ネビン監督代行の去就も微妙なだけに、ここにきてバレンタイン氏は自らエ軍フロントに売り込みを図っているという。

「バレンタインはエ軍のミナシアンGMと家族ぐるみの付き合いがある。ミナシアンGMの3人の兄弟はいずれも、メジャー球団のフロントとして勤務しており、就職を斡旋したのがバレンタインだったのです。ミナシアンGMはいまだに頭が上がらず、次期監督にバレンタインを推しても不思議ではない。今オフにもエ軍の売却が完了し、新オーナーが了解すれば、経験豊富な72歳の老将にエ軍再建を託す可能性もあります」(米放送関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁