大谷がエ軍オーナーに潰される! 外野起用“三刀流”プランで球団売り値上積みへソロバン

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)に三刀流をこなす可能性が浮上した。

 ペリー・ミナシアンGMは日本時間10日、GMミーティングが行われているラスベガスで会見。来季先発ローテ5人制の採用と、大谷の外野起用について慎重な姿勢を見せながらも「選択肢の一つとしてはあり得る」と話した。

 同GMは身体能力の高い大谷が外野を守れば「ゴールドグラブに選ばれるだろう」と評価。ローテに関しては「基本的に6人で回す」としながらも、「5人でも可能だ。これについてはオフシーズンに話し合うだろう」と先発5人制に含みを持たせた。

 これまで大谷は中4日での登板は一度もなく、今季は中5日で12試合に投げて6勝4敗、防御率1.61(中6日は16試合で9勝5敗、防御率2.89)。先発5人制なら中4日登板を強いられ、リアル二刀流をこなす大谷の負担はさらに増える。そのうえ外野守備にも就くことになれば、フィジカルへの影響は計り知れない。オーバーワークによる故障リスクは高まる。

 これ以上、大谷に負担をかけられないのはエ軍も百も承知のはずだが、GMが二刀流の新たな起用法を模索するのは、アーティ・モレノ・オーナーの方針ともいわれている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か