アMVPジャッジ巡りタンパリング疑惑が…不正交渉が千賀と大谷にも飛び火する可能性

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)との一騎打ちを制してア・リーグMVPに選ばれたヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)にタンパリング疑惑が浮上している。

 ニューヨークのスポーツメディア「SNY」(電子版)によれば、今オフのFA市場の目玉であるジャッジの条件を低く抑えるため、メジャーを代表する金満球団のヤンキースとメッツのオーナー同士が“価格カルテル”を結んでいたという。

 この報道を受けて大リーグ選手会は、選手の年俸を不当に抑制する行為だと批難。ロブ・マンフレッド・コミッショナーは報道を否定しながらも、「選手会側の主張は理解できる。(両球団に)共謀があったのかハッキリしたい」と、事実関係を調査すると明かした。

 ジャッジを巡っては、ヤンキース、メッツに加え、ドジャース、ジャイアンツといった資金力豊富な球団が関心を寄せており、契約規模は総額2億ドル(約280億円)超と予想されている。マネーゲームに発展しかねないだけに、獲得を狙う球団同士が共謀して金額の高騰を避けようとしたのだろうが、日本人選手も「対岸の火事」と見過ごせない。メジャーでは、これまでもジャッジのようにFAの目玉選手の交渉過程で、価格カルテルが横行しているとの噂が絶えなかったからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?