大谷の負担減へエ軍積極補強続く 次に狙うはサイ・ヤング賞右腕とRソックスのエース格

公開日: 更新日:

 大谷翔平(28)のエンゼルスが、積極補強を続けている。

 オフはすでに今季15勝の左腕・アンダーソン(32=ドジャースからFA)、29本塁打のレンフロー(30=前ブルワーズ)、28本塁打のドゥルーリー(30=パドレスからFA)らを獲得。補強はさすがに打ち止めかと思ったら、今度はクルーバー(36=レイズからFA)とイオバルディ(32=レッドソックスからFA)の獲得を視野に入れているという。

 クルーバーは今季10勝10敗をマークした2014、17年のサイ・ヤング賞右腕。イオバルディは6勝3敗もレッドソックスのエース格だ。投打ともに層を厚くする補強が、7年連続負け越しのチーム成績を押し上げるかはともかく、大谷個人にとってプラスに作用するのは間違いない。

 今季、シーズン後半のチーム総得点260はリーグワースト。相手投手のマークは大谷とMVP3回のトラウト(31)に集中した。そのトラウトにしてもケガで119試合の出場にとどまったから、大谷はそれだけ厳しくマークされた。が、レンフローやドゥルーリーの加入によって打線は厚みを増すし、打者に対するマークも分散する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然