女子ジャンプW杯で日本勢初の表彰台独占! ノルディック世界選手権での再現はあるか?

公開日: 更新日:

 日本の女子ジャンプ陣が快挙だ。現地5日のW杯個人第17戦ドイツ・ビリンゲン(ヒルサイズ=147メートル)で、伊藤有希(28)が6季ぶりの通算6勝目を挙げ、2位に丸山希(24)、3位に高梨沙羅(26)が入り、日本勢がW杯で初めて表彰台を独占した。

 日本勢の表彰台独占といえば、昭和生まれは1972年の札幌五輪男子70メートル級(笠谷幸生、金野昭次、青地清二)を思い出す。W杯では男子が3度達成しているが、伊藤が語ったように日本女子にとっては「歴史的な1日」となった。

 ジャンプ関係者が言う。

「高梨が前日に12季連続の表彰台(3位)に乗り、試合前には世界ジュニア選手権(カナダ)で日本女子団体の9年ぶりVの一報が入った。刺激を受けた伊藤が1回目に137メートル、高梨も137.5メートルの大ジャンプで勢いづいた。さらに追い風になったのは天候です。この日は強風が舞い、水分の多い濡れ雪が降る悪条件。他国には転倒してケガをした選手もいた。今月22日開幕の世界選手権(スロベニア・プラニツァ)を控える有力選手たちは危険を回避するために安全運転のジャンプだったが、日本選手はここぞとばかりに攻めた」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情