大谷翔平が本格始動 メジャー6年目を支えるのは「巨尻」だ! オフの筋トレ驚きの成果

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)がWBC出場選手の集合日である13日(日本時間14日)、キャンプ地のアリゾナ州テンピで本格的に始動した。

 フィル・ネビン監督らが見守る中、キャッチボールや塁間ダッシュの他、フリー打撃では柵越えを披露するなど快音を連発。15日からのバッテリー組のキャンプイン、3月のWBC開幕に向けて順調な仕上がりぶりをアピールした。

 初めて出場するWBCを控えているだけに、今オフはCM撮影などの仕事を早々と済ませ、1月中旬に渡米。契約するワシントン州シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」や球団施設で汗を流してきた。大谷は昨年末から自身の動向をSNSで積極的に発信しており、今月2日には室内練習場で下半身や広背筋を鍛えるデッドリフトをこなす動画を公開した。

 その映像には鍛え上げられた太ももやふくらはぎが映し出されており、トレーニングの充実ぶりがうかがえる内容だったが、最も筋トレの成果が表れているのは尻だという。

 現地で取材する放送関係者がこう言った。

「上半身、下半身とも全体的に鍛え上げられて引き締まっていますが、目を引くのは尻まわりです。これまでと比べて1.5倍は巨大化しているのではないか。トレーニングパンツの上からでも筋肉が増しているのがわかり、従来のユニホームやスラックスでは収まらず、新調する必要があるかもしれません」

 大谷がオフに下半身を重点的に強化したのは過去の反省からだろう。リアル二刀流実質1年目だった21年以降、シーズン終盤にはフル稼働による疲労から下半身の踏ん張りがきかなくなり、投打とも失速した。特に打撃での息切れが目立ち、この2年の9、10月はいずれも4本塁打で、月別では最少に終わった。

 今季の大谷は侍ジャパンの3大会ぶりの優勝、レギュラーシーズンでは2014年以来9年ぶりのポストシーズン進出に向けて投打での活躍が求められる。さらに、今季終了後には史上最高額が見込まれるFAが控えているだけに重要なシーズンとなる。

 今季は“巨尻”の効果が期待できるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ