株式会社BIG UNIT社長 橋本太郎(3)元プロ野球選手という理由で店舗物件の契約が白紙に

公開日: 更新日:

 開店当初は順調そのものだった。2カ月が過ぎた頃には、従業員を引き連れて韓国へ2泊3日の社員旅行ができるまでに。

 前職を辞めてからの半年間は人脈づくりのために、あちこちで飲み歩いて顔を売った。

 そこで知り合った人たちが来店してくれた。現役時代のつながりでプロ野球選手たちが足を運び、宣伝に一役買ってくれたことも大きかった。

■岡本さんが「オレが肉をさばく」と

 店は従業員に任せて次のビジネス計画を練ろうと考え、店への出勤日数を減らしたが、しかし、厳しい現実を突きつけられた。

「オープンから半年ほどで売り上げがガクンと下がりました。一生懸命にやっていなかったというか、甘えがあった。引退後に立てた『起業』という目標を達成してから、次の目標を立てていなかったことがよくなかった。我に返り、慌ててライバル店の視察やメニューを見直し、従業員を再指導して……。岡本さんは『オレが肉をさばく』と、修業を始めました。驚くほど早く技術を習得し、それまで無駄にしていた肉の部位を使ったカレーや、牛筋弁当を生み出してくれたんです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった