新庄日本ハムは5.13~18が正念場 監督デザイン“ド派手ユニ”主催試合がファン失笑の場に?

公開日: 更新日:

 新庄監督が迎える正念場は、そのゴールデンウイーク直後ではないか。日本ハムは5月13日から18日の主催試合を「NEW AGE GAMES produced by SHINJO」と銘打って開催し、選手は新庄監督が自らデザインした赤い襟のついたド派手なユニホームを着て試合に臨む。

■「結果を出さなければただのバカ」

 現役時代から奇抜なパフォーマンスでファンを沸かせてきた新庄監督は、テレビや会見で度々こんなことを言ってきた。

「パフォーマンスには準備や根回しをして、勝てそうな試合だけやるようにしていた」

野球で結果を出さなければただのバカ」

 そんな思いがあったからこそ、昨年は杉谷拳士に「バラエティー番組禁止令」。自身も勝負の年である今季はパフォーマンスを控えると宣言している。それだけに、負けが込んだ状態で「NEW AGE GAMES produced by SHINJO」を開催すれば、失笑は避けられない。

 シーズンは始まったばかりとはいえ、昨季は5月6日に自力Vの可能性が消滅した。ゴールデンウイークが終わる頃には球場がお通夜状態になっていたことは記憶に新しい。監督主催の記念試合まで、あと1カ月。新庄監督が「宝物」と称するファンに顔向けできる成績を残すしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  1. 6

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  2. 7

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  3. 8

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  4. 9

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  5. 10

    阪神・藤川監督が報道陣と連日の長話…“豹変”の裏に株主総会での「リーダーの資質ナシ」痛烈批判

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった