ますます広がる大谷翔平“二刀流”包囲網…大型補強の同地区ライバル球団がアノ手コノ手

公開日: 更新日:

 メジャーにはくせもの監督が多く、最優秀監督4度のメッツのショーウォルター監督はその筆頭格だ。昨季のワイルドカードシリーズ3回戦(最終戦)では、四回までパーフェクトに抑えられていたパドレスの先発右腕マスグローブの異物チェックを要求。負ければ後がないだけに、ベテラン指揮官が相手投手の足を引っ張ろうとしたのが見え見えだった。

 攻略が難しい一流投手ほど不正投球疑惑のターゲットにされ、メッツのエース右腕でサイ・ヤング賞3度のシャーザーは、相手監督のアピールによって粘着物質をチェックされたのは一度や二度ではない。

 大谷は先のナショナルズ戦で審判から不正投球を疑われ、珍しく感情をあらわにしたというくらいだ。ライバル球団の揺さぶりに動じることなく、平常心を保つタフさが求められる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋