大谷翔平に打撃妨害頻発のナゼ...本塁打キング獲得に立ちはだかる「1インチ」の差

公開日: 更新日:

 大谷翔平(28)のバットがまた、捕手のミットに阻まれた。

 日本時間25日のアスレチックス戦の第1打席で、相手の先発左腕ウォルドチャックの外角低めの直球を振りにいった際、バットが捕手ランゲリアーズのミットに当たる打撃妨害に遭った。これで今季の打撃妨害は14日と17日のレッドソックス戦に続いて3度目。開幕から1か月足らずで、過去5年間の計2回を早くも上回った。

 打撃妨害を宣告されたランゲリアーズ捕手が苦笑いを浮かべたことからも分かる通り、捕球が早過ぎた相手捕手のミスである。打撃妨害は捕手が取り急いでミットを早めに出すために起こるのが一般的だ。

 ポストシーズンで打撃妨害が多発した2018年当時、MLBネットワークのアナリストを務めていた前ヤンキース監督で、現役時代は捕手だったジョー・ジラルディ氏は米専門誌「スポーティング・ニューズ」でこう解説している。

「捕手は際どいコースをストライクと判定してもらうため、なるべく早く捕球しようとするものです。ストライクゾーンを外れる前に捕球すれば、カウントを稼げる可能性が高まりますから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?