大谷翔平9号弾など4安打、5失点ながら5勝目 史上初「投手によるサイクル安打」達成ならず

公開日: 更新日:

 日本時間16日は敵地ボルチモアでのオリオールズ戦に「3番・DH」で先発登板し、7回を3本塁打含む4安打5失点ながら5勝目(1敗)をマーク。打っては9号3ランを放つなど5打数4安打3打点だった。昨年8月のアスレチックス戦以来、3度目の勝利と本塁打の同時達成となった。

 2試合ぶりの白星を手にしたとはいえ、元祖リアル二刀流ベーブ・ルース生誕の地での一戦は投打で明暗を分けた。

 投げては1点リードの二回2死一塁から7番フレージャーに甘く入ったスイーパーを右翼スタンドに運ばれる逆転の2ランを浴びた。1点を勝ち越した三回には2死一塁から3番サンタンデールに対してもスイーパーが真ん中に入り、中堅スタンドへの2ランで再び、逆転を許した。

 五回にも1番マリンズにソロ本塁打を浴びて今季初の1試合3本塁打。これで4月28日のアスレチックス戦から4戦連続被弾と苦しいマウンドとなったが、この日は打者大谷が自らのバットで援護した。

 首の張りから復帰したウォラック捕手のソロ本塁打で同点に追いついた四回。1死一、二塁から相手先発で新人右腕ロドリゲスの甘く入ったカーブを見逃さず、右中間席の壁に当てる飛距離約140メートルの9号3ラン。打者大谷の特大の一発で主導権を握り返した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発