中日・福永裕基“立浪監督好み”のド根性エピソード 中高時代にケガに悩むも手を抜かず

公開日: 更新日:

 初めてのプロ生活。疲労は蓄積しているはずだが、茂樹さんには「試合に出させてもらっているから」と、気丈な姿を見せているという。レギュラー取りのチャンスを逃すまいという意気込みの表れだと、父親は受け止めている。

「子供のころから結果いかんにかかわらず、手を抜かない。最後までやり通すところに安心感を感じていました」(茂樹さん)

 立浪監督は先日、福永ら若手に関して「勝つためには必死にやることが絶対条件」と話し、選手個々にハッパをかけることもあるという。福永はその成績もさることながら、指揮官好みのド根性で定位置取りを目指す。 (随時掲載)

福永裕基(ふくなが・ひろき) 1996年9月16日、滋賀県八日市市(現東近江市)出身。布引小2年から布引ハンターズで野球を始める。近江兄弟社中時代は竜王ジャガースに所属。天理高では3年夏に奈良大会の決勝戦で敗退し、甲子園出場経験はない。専大では主将を務め、日本新薬を経て2022年ドラフト7位。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々