エンゼルスと同地区レンジャーズ好調 メジャー最低の“安月給軍団”を立て直した名将の手腕

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 同地区のライバルであるレンジャーズ(=レ軍)の快進撃が止まらない。

 61試合を消化して40勝21敗の勝率.656は、開幕13連勝を記録した東地区首位のレイズ(勝率.708)に次いでメジャー2位。西地区では2位アストロズに5ゲーム差、3位エンゼルスに7.5ゲーム差で首位に立っている(9日時点)。

 ジャイアンツを3度の世界一に導き、最優秀監督(1996年)受賞経験もある就任1年目のブルース・ボウチー監督(68)が地区優勝した2016年を最後にポストシーズンから遠ざかっているレ軍を立て直した。

 レ軍はこれまで投打の歯車が噛み合い、チーム防御率3.58(リーグ4位)、チーム打率.277、総得点386(ともにリーグトップ)。1試合平均6.3得点で、今季1025得点ペースだ。CBSスポーツ(電子版)によれば、仮にレ軍が4ケタの大台に到達すれば、162試合制では99年に1009得点を記録したインディアンス(現ガーディアンズ)以来、史上2球団目の快挙となる。

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