大谷翔平に立ちはだかるナ・リーグ西地区の鉄壁守備陣 エンゼルスは3カード連続対戦

公開日: 更新日:

 ダルビッシュが所属するパドレスには外野の名手が揃う。特にゴールドグラブ賞2度の中堅グリシャムは今季も健在。フェンスを恐れることなく打球を追い、高い身体能力を生かした跳躍で本塁打性の当たりをもぎ取り、何度となく相手打者を落胆させてきた。

 今季、大谷の打球速度約189キロはブレーブス・オルソン(約191キロ)、ホワイトソックス・バーガー(同190.3キロ)らに次いでメジャー4位。弾丸ライナーをスタンドに叩き込むだけでなく、内野手の間を抜く強烈な当たりで安打にするケースが少なくない。前半戦最後のナ・リーグ西地区との対戦では、対戦相手を恐れさせてきた強烈な打球やフェンス際のホームラン性の当たりを難なく処理される可能性もあるのだ。

 大谷は7月1日現在リーグトップの30本塁打、同トップの67打点、打率.310は同4位。三冠を狙える位置につけているとはいえ球宴(12日=シアトル)を前に当たりが止まりかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性