阪神首位に再浮上でも「まだ7月やんか」 岡田監督の余裕を不気味がるライバル球団

公開日: 更新日:

 チームが以前から抱える脆さも把握しているのだろう。前任の矢野監督時代は4年連続でAクラス入りを果たしたが、21年は開幕ダッシュに成功しながらヤクルトに逆転優勝を許した。昨季は開幕から最大借金16を抱えて低迷した。調子の波が大きく、勝っているときはイケイケでも、いったんタガが外れるとズルズルと負けが込む傾向がある。ライバル球団の首脳陣が言う。

「矢野監督時代は勝ち負けに一喜一憂するチームだった。守備のミスなどから崩れる脆さがあった。今季は昨季と戦力に大きな差はないが、岡田監督は『絶対勝つ必要はない。別に負けてもええやんか』と話したことがあるように、ベンチでドッシリ構えているので隙がない。不気味ですよ」

 30日に広島との首位攻防戦の勝ち越しを決めたのも、余裕を失わない岡田監督のなせる業ではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  4. 4

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 5

    池田瑛紗は藝大浪人中に乃木坂46に合格 高校も“私立女子御三家”女子学院卒の超才媛

  1. 6

    作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…

  2. 7

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  3. 8

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  4. 9

    ポップの本質からズレた、山下達郎の一連の発言への違和感

  5. 10

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も