巨人vs阪神の“金満”抗争に…今オフFA目玉の日本ハム・加藤貴之を巡り「場外乱闘」待ったなし

公開日: 更新日:

 26日の伝統の一戦は、阪神が七回に逆転に成功し、巨人に連勝した。

 両軍による因縁の対戦はこのオフ、グラウンド外に舞台を移し、FA補強を巡って激しく火花を散らしそうだ。

 ターゲットは今年4月に国内FA権を取得した日本ハムの左腕・加藤貴之(31)である。

 加藤は今季、最下位をひた走るチームにあって、ここまで5勝7敗ながら防御率は2.61。高い制球力と巧みな投球術を誇り、無四球完投はリーグ最多の3度。球界きっての技巧派投手だ。

 昨オフは1億3500万円の単年契約でサインし、球団の複数年契約の提示を固辞した。本人はチームへの愛着はあるようだが、FA権を取得した際には「まさか取れると思ってなかった。シーズンが始まったばかりなので、まだ何も考えていない」と多くを語らなかった。

 千葉出身ということもあり、地元のロッテが熱視線を送っていると囁かれる中、セ・リーグ球団の人気も高い。

「特に巨人と阪神が動向を注視しています」と、球界OBがこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  3. 3

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  4. 4

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  5. 5

    “金星プレゼンター”横綱豊昇龍に必要な叔父の図太さ…朝青龍は巡業休んでサッカーしていた

  1. 6

    “トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」

  2. 7

    石破と菅が練る「敗戦処理」案…幹事長交代で、進次郎起用、連立相手は維新が本命

  3. 8

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  4. 9

    参院選で激戦の千葉選挙区で国民民主党“激ヤバ”女性議員を自民県連が刑事告発し泥仕合に

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒