8.6開幕! 第105回夏の甲子園「初戦で散る高校・残る高校」恒例の完全予想【対戦表付き】

公開日: 更新日:

 6日に開幕する夏の甲子園大会の組み合わせ抽選会が昨3日に行われ、初戦の対戦相手が決まった。昨年の大会を制した仙台育英は初日に浦和学院と激突。初戦屈指の好カードとなった。沖縄尚学は台風6号の影響で甲子園入りが遅れていることが考慮され、6日目に登場となった。初戦24試合の勝敗を占った。

【写真】この記事の関連写真を見る(52枚)

 ◇ ◇ ◇ 

第1日=6日

 第1試合は上田西が土浦日大に勝つ。第2試合は昨夏4強の聖光学院が春夏通じて初出場の共栄学園を下す。第3試合は浦和学院と昨夏V仙台育英の優勝候補対決。アマチュア野球に詳しいスポーツライターの美山和也氏がこう言う。

「ベンチ入り20人のうち昨夏の優勝メンバーが8人残り、高橋、仁田、湯田の150キロトリオが宮城大会5試合で合計2失点。140キロ超の投手登録5人でローテーション制を敷いていて層が厚過ぎる。浦和学院にも好投手が何人もいるが、戦力がズバぬけている仙台育英が勝ち上がると思います」

第2日=7日

 第1試合は初出場の高知中央が川之江との四国対決を制し、聖地初勝利を挙げる。第2試合は大阪大会決勝で大阪桐蔭を撃破した履正社が鳥取商に圧勝する。第3試合は春夏連続の英明と春の近畿王者の智弁学園の対戦。

「智弁学園の小坂監督は長尺の重い竹バットでスイングをさせます。奈良大会4発の松本を軸に5試合で12本塁打。投手陣は最速146キロの二刀流・中山が引っ張っていて総合力が高い。英明もセンバツで智弁和歌山を倒すなど力のあるチームですが、智弁学園が勝つでしょう」(前出の美山氏)

 第4試合は2年連続の愛工大名電が149キロ右腕の好投手・森を擁する徳島商に勝つ。

「名電は県大会の準々決勝でドラフト上位候補の152キロ左腕・享栄の東松に2回途中で6安打を浴びせて7得点とめった打ちにした。好投手攻略に自信を持っています」(東海地区スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情