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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

強化試合で高まったのは「不安」ばかり…司令塔含めチームの骨格いまだ定まらず

公開日: 更新日:

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)が9月8日に開幕する。4年前には、日本が史上初のベスト8入りを果たして「にわかファン」を魅了したが、果たして今回は? 「ベスト8以上」を目標に掲げる日本の実力を検証する。

  ◇  ◇  ◇

 3月の侍ジャパンWBC優勝から、男子バレー、なでしこジャパンと、各競技の日本代表が次々と結果を出すなか、期待が高まっているのがラグビー日本代表(ジャパン)だ。

 ところが強化試合を重ねると、高まったのは期待ではなく不安だった。

 7月8、15日にオールブラックスXVと2試合戦ってどちらも完敗。W杯本番で対戦する同月22日のサモアとのテストマッチでは、リーチマイケルが危険なタックルで一発退場となり、動揺を隠せないまま22対24と敗北。続く29日のトンガには21対16と勝ったものの、相手のトウタイ・ケフHC(ヘッドコーチ)に、「4年前の方が強かった」と言われる始末だ。今月5日の最終戦でも立ち上がりに退場者を出して、12対35とフィジーに完敗した。

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