東海大相模は野球部弱体化…県大会2回戦でノーシードに大苦戦、目指すはラグビー強豪校?

公開日: 更新日:

 “東の横綱”の称号は過去のものになりつつある。夏の甲子園出場を懸けた、10日の神奈川大会2回戦。春夏通じて5回の全国優勝を誇る東海大相模が初戦を迎えたが、ノーシードの湘南学院に五回まで0-4とリードを許す、大苦戦を強いられたのだ。

「六回以降に7点を奪って、7-5と逆転勝ち。第1シードの地力を見せたものの、今大会も2強の慶応、横浜には大きく後れを取っているともっぱらです。1999年から指揮を執り、甲子園通算30勝、春夏4度の全国制覇と黄金時代をつくった門馬敬治監督(53、現創志学園=岡山)が、21年夏を最後に監督を退任、学校を去ったことが大きい。後任には系列の東海大静岡翔洋を率いていた元巨人捕手で相模OBの原俊介監督(45)が就任したものの、昨夏は神奈川大会決勝で敗戦。今春のセンバツが懸かった昨秋は県ベスト8で敗退した。原監督をサポートすべく、系列の東海大甲府で辣腕を振るったスカウトが相模に移り、今も県外から選手は集まっているものの、名将門馬監督あっての相模でしたからね。集まる選手のレベルも含め、弱体化が進むとみられています」(県高校野球関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった