著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ドイツ戦ベンチスタートの久保建英と堂安律 序列アップへトルコ戦でどんなインパクトを残せるか

公開日: 更新日:

森保一監督「トルコ戦はメンバーを大幅に入れ替える」

 そんなドイツを尻目に、日本代表は10日にヴォルフスブルクでの最終練習を消化。現地在住の日本人の子供たちと交流し、明るい雰囲気でチャーター便とバスで移動した。

 筆者は練習取材直後に電車移動したのだが、この日のドイツ国鉄は大混乱。予約していた電車ではゲンクまでたどり着けないと判断し、1時間半前のケルン行きに乗ったところ、それが突如としてデュッセルドルフ行きに変更。そうなると乗り継ぎに問題が生じるため、別の駅で乗り換えてケルンに行き、そこからリエージュ→ハッセルト→ゲンクと進んだ。

 結局、ホテルに到着したのは8時間半後。「欧州は近い」と思っている日本の人たちには想像がつかないほどの長旅だった。

 迎えた11日。ゲンクは最高気温32度という猛暑に見舞われ、日本代表練習開始の午後3時は眩しい日差しが照り付けた。この環境で代表戦というのは滅多にないこと。選手たちのコンディションが懸念される。

 森保一監督も中2日の試合間隔、移動、環境面を考慮し「トルコ戦はメンバーを大幅に入れ替える」と明言。主将・遠藤航(リバプール)ら数人を残してスタメンの顔ぶれがガラリと変わるはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし