サッカー女子W杯スペイン選手への“キス問題”が日本に飛び火…「性加害黙認はスポーツ界も同じ」

公開日: 更新日:

《日本で性加害問題を黙認しているのは芸能界だけじゃない。スポーツ界も同じだ》

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で優勝したスペインの選手に強引にキスをしたとして批判が殺到し、同国サッカー連盟(RFEF)会長を辞任したルイス・ルビアレス会長(46)の問題をめぐり、ネット上でこんな意見が出ている。

 ルビアレス氏は優勝後の表彰式で、スペイン女子代表のMFジェニファー・エルモーソ(33)の口にキス。この様子がSNSなどで世界中に拡散されると非難の声が続出。ルビアレス氏はFIFA(国際サッカー)から暫定的な資格停止処分を科されたほか、エルモーソ氏からも、同意なくキスをしたとして検察に告発されていた。

 ルビアレス氏は兼任していた欧州連盟(UEFA)副会長職も離れるなど、問題は欧州全域に広がりを見せているが、この問題がなぜ、日本でも話題となっているのかと言えば、かつて同じような光景が繰り広げられていたからだ。

■日本メディアはいつも強い者に対して弱腰

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性