巨人がドラフトで異例の全員即戦力指名…支配下で高校生ゼロに透ける阿部新監督の重圧

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 巨人はドラフト1位で最速155キロ右腕・西舘勇陽(中央大)との交渉権を獲得した。日本ハムと2球団の競合となったものの、中大出身の阿部慎之助新監督がくじを引き当て、「よっしゃー」とガッツポーズである。

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 2位は富山商時代に甲子園に出場し、法大から社会人に進んだ長身左腕の森田駿哉(Honda鈴鹿)。3位は外野手、4位は内野手、5位は投手と、いずれも社会人選手を指名。高校生指名なしは2009年に次いで2度目となった。

 他球団のスカウトがこう言った。

「今年は豊作なんかじゃない。そこそこの選手が多いだけ。その中でもいい選手は、常広、武内、西舘と野手では度会くらいだった」

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