阪神38年ぶり2度目の日本一へ王手! 森下翔太の劇的逆転打を生んだ“岡田のカミナリ”一発

公開日: 更新日:

決勝打までは3打数無安打

 この日も決勝打を放つ前まで3打数無安打。初回の無死一、二塁で二ゴロ、三回の1死一塁では遊ゴロ併殺でチャンスを潰していた。七回の右翼守備では二塁・中野が後逸した打球をファンブルし、致命傷になりかねない2点目を献上。ベンチで呆れたように首をひねった岡田監督の顔が発奮材料になったか、直後の八回の打席でオリックス3番手・宇田川の152キロに食らいつき、左中間を深々と破ってみせた。

 試合後の勝利監督インタビュー。岡田監督は、「最後の最後で3番らしいバッティングをしてくれました」と称えながらも、「(それまで)きょうはぜんぜんダメな方でしたけどね。(適時三塁打の打席もベンチで)みんなから、“センターに打て”“センターに打て”と言われてね。最後の最後にね」とチクリとやることも忘れなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動