西郷真央「鋼のメンタル」と来季の可能性 ドライバーイップスから完全復活で6勝目

公開日: 更新日:

【伊藤園レディス】最終日

「クラブを握りたくない時期もありました」

 12日に幕を閉じた伊藤園レディスで、1年半ぶりにツアー6勝目を挙げた西郷真央(22)は優勝会見でこう言った。

 昨季序盤は10戦5勝と破竹の勢いを見せたが、終盤はドライバーイップスに苦しみ、「振るのが怖い」とさえ漏らした。最終戦のツアー選手権では通算35オーバーの最下位に沈み、今季の成績次第では「復活は厳しいかも」との声もあった。

 今季も前週までの21試合でベスト10入りは4回。フェアウエーキープ率(59.9754%・71位)も60%を切っているものの、今大会は4日間で3ホールしか外さなかった。

 復活の一因は「持ち球をフェードからドローに変えた」(西郷)こともあるようだが、あるツアー関係者は心の強さを挙げた。

「昨季の最終戦は83、83、76、81ですよ。他の選手なら恥ずかしくて初日で棄権します。ボールをコントロールできなくても逃げずに最後までプレーしたからこその35オーバーの最下位ですからむしろ立派。このメンタルの強さが西郷の真骨頂。壁は乗り越えると思っていました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景