背中痛、体調不良…危うい「松山英樹劇場」 大会自己ベストで単独首位発進も実は満身創痍

公開日: 更新日:

【ダンロップフェニックス】第1日

 4年ぶりの国内ツアー参戦となった松山英樹(31)は、今年の全米プロを制し、メジャー5勝のB・ケプカ(33)と同年全米オープン覇者のW・クラーク(29)とのペアリング。最も多くのギャラリーを引き連れた第18組の3人は10番スタート。

 主役の松山は18番のイーグルなどで大観衆を沸かせ、大会自己ベストの「63」をマークして8アンダーで単独首位に立った。クラークはイーブンパー49位、ケプカは2オーバー66位と出遅れた。

 50回目を迎えた今年は記念大会。主催は松山と用具契約を結ぶ住友ゴム工業(ダンロップ)だけに、「ゴルフ部門の顔」ともいえる松山の優勝を願わずにはいられまい。ツアー関係者が言う。

「松山は米ツアーで初優勝した2014年大会にも勝っているが、今回はメジャーに勝ったばかりの2人が参戦している。初日に2人は出遅れたものの、ジャンボ(尾崎将司)が18番のバーディーでT・ワトソンを1打差で振り切った1994年のように、最終日は松山がケプカやクラークと接戦を演じ、18番で優勝を決める展開が理想でしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」