大谷翔平の移籍先候補ジャイアンツ本拠地は左打者に不利…それがプラスなこれだけの理由

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 当時は球の軌道などを多角的に分析するスタットキャストが導入されていなかったため、あくまで数字は推定だが、01年のボンズの平均飛距離は123.4メートル、最長飛距離は146.3メートル。筋肉増強剤の恩恵を存分に受けたが、ドーピングとは無縁の大谷のパワーはボンズをしのぎ、平均飛距離128.5メートル、最長飛距離は今年7月1日のダイヤモンドバックス戦で右翼席に放った30号の150メートルに及ぶ。

 07年に同球場で行われたオールスターでは、イチロー(当時マリナーズ)が球場の広さといびつな外野フェンスを味方に付けて球宴史上初のラニングホームランを放ってMⅤPを受賞した。

 仮に大谷がジ軍に移籍したとしても、球場のハンデをやすやすと克服するだけでなく、フィールドの特性を生かして快足を飛ばし、ランニングホームランが増える可能性もある。

 球場の広さは投手大谷にとってメリットになるだけに、ジ軍への移籍はあながち消滅したわけではなそうだ。

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