大谷翔平の移籍先候補ジャイアンツ本拠地は左打者に不利…それがプラスなこれだけの理由

公開日: 更新日:

 当時は球の軌道などを多角的に分析するスタットキャストが導入されていなかったため、あくまで数字は推定だが、01年のボンズの平均飛距離は123.4メートル、最長飛距離は146.3メートル。筋肉増強剤の恩恵を存分に受けたが、ドーピングとは無縁の大谷のパワーはボンズをしのぎ、平均飛距離128.5メートル、最長飛距離は今年7月1日のダイヤモンドバックス戦で右翼席に放った30号の150メートルに及ぶ。

 07年に同球場で行われたオールスターでは、イチロー(当時マリナーズ)が球場の広さといびつな外野フェンスを味方に付けて球宴史上初のラニングホームランを放ってMⅤPを受賞した。

 仮に大谷がジ軍に移籍したとしても、球場のハンデをやすやすと克服するだけでなく、フィールドの特性を生かして快足を飛ばし、ランニングホームランが増える可能性もある。

 球場の広さは投手大谷にとってメリットになるだけに、ジ軍への移籍はあながち消滅したわけではなそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景