大関・貴景勝「頚椎負傷」で休場届、8度目カド番確定も…“まだ引退できない”複雑事情

公開日: 更新日:

「14年に親方の定年延長制度が認められたので、親方株不足は深刻。定年延長して参与として残る親方も株が必要ですから。貴景勝の場合はまだ株を持っていない。引退後3年間は、しこ名で親方を務められる大関特権があるものの、期限内に株を取得しないと退職しなければいけない。株取得のメドが立つまで、引退はできませんよ」

 貴景勝は06年に45歳で急死した元大関・北天佑の次女と結婚。北天佑は引退後に二十山部屋を興しており、その物件は当時のまま残っている。今更、四つ相撲に転向はできないし、腕も短いので突っ張り主体の押し相撲も難しい。首はボロボロでも、今の相撲を続けるしかないのか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋