横綱・照ノ富士が巡業先で本音ポロリ…「誰か早く上がってきて…」後進待望の悲痛

公開日: 更新日:

 横綱の偽らざる本音である。

 昨3日に行われた大相撲の龍ケ崎巡業(茨城)。そこで横綱照ノ富士(31)が思わず、「誰か早く上がってきてくれたら……」と漏らした。

 早く上がるとはつまり、「もうひとり、横綱が欲しい」という意味。一人横綱の重圧に苦しんでいるのは間違いない。

 横綱は大相撲の看板。2人以上いれば責任は分担されるので、仮に一方が不振でも、もう片方が好調なら責任を問う声は少なくなる。

 照ノ富士は3場所ぶりに出場した今年の5月場所で優勝。7月場所も続けて出場したものの、満身創痍での無理が祟ったのだろう。腰椎の椎間板ヘルニアで4日から休場した。

 事情が事情なので、現在行われている夏巡業を休んでも文句は言われなかったはず。それでも責任感が強い性格だけに、「巡業を休む? それはない」とキッパリと言い切った。

 親方のひとりは顔を曇らせながら「巡業での負担も少なくないから」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲