ダルと松井裕樹に朗報…パドレスが途絶えていた放映権収入確保にメド、金欠球団から脱出へ

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 ダルビッシュ有(37)と松井裕樹(28)のパドレスに朗報といえそうだ。

 昨年5月、パドレスなど北米プロスポーツ中継の放映権を保有していたバリー・スポーツ・ネットワークの親会社ダイヤモンドスポーツが破綻。パ軍は予定していた放映権料収入が途絶え、同9月には運営費用が滞り、金融機関から5000万ドル(約74億円)を借り入れて急場をしのいだ。

 パ軍は、人件費削減を余儀なくされ、昨季の2億5000万ドル(約370億円)から2億ドル(約295億円)に縮小。今オフは主砲ホアン・ソトをトレードでヤンキースに放出、FAになっていた昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル、通算165セーブの守護神ジョシュ・ヘイダーとの再契約も見送った。一昨年までは、それなりに資金を投じて補強してきただけに、一時は大谷、山本の移籍先として有力視されながら、今オフの補強は松井(5年総額約48億円)、韓国プロ野球LG高佑錫(2年総額約6億4000万円)ら最小限にとどまった。

 戦力では大谷、山本ら大型補強を敢行した同じナ・リーグ西地区のライバルであるドジャースとは雲泥の差。ド軍にカモにされた挙げ句、下馬評ではロッキーズと最下位を争うと予想されているが、ここにきて風向きは変わりつつあるという。

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