ロッテ佐々木朗希に囁かれる「ドジャース入り確定」の真偽

公開日: 更新日:

 本当ならば明らかなタンパリングだが……。

 3月31日に米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者が報じた、ロッテ佐々木朗希(22)のドジャース入り情報。記事によれば、佐々木は今オフにもポスティングでドジャースに入団する可能性があるとし、ある球団のGMは「どのチームも佐々木を欲しがっている」と前置きしつつ、「だが、彼がドジャース以外の球団に行くわけがない。それは我々皆が知っている」と話したという。

 ドジャースは編成幹部が日本ハム時代の大谷に接触し、タンパリング疑惑が問題視された“札付き”。欲しい選手を獲得するためなら、なりふり構わない球団だ。

 とはいえ、米紙の記事だけで「ドジャース入り確実」と判断するのは早計だろう。

「今オフに佐々木がメジャーに移籍するとなれば、25歳ルールが立ちはだかる。ドジャースは資金力に定評があるが、25歳未満の海外選手を獲得する場合は、契約金や年俸を含め、およそ500万ドル(約7億5000万円)以内でなければならない。金銭面だけを見れば、メジャー30球団は横並びです。さらに言えば、31日の今季初登板の試合はドジャースを含め、ヤンキースメッツなど8球団のスカウトが視察。つまり、佐々木獲得に勝算あり、と踏んでいる球団は少なくないのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー