西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

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 監督就任1年目の2008年にチームをリーグ優勝&日本一に導いている渡辺GMは、13年以来の現場復帰。この日の会見で、「松井監督だけの責任ではない。私もチームを全体的に見る立場として、責任を感じています。プロ野球人生をかけていきたい」と前任者を庇いながら覚悟を示した渡辺GMだが、三顧の礼で招いたはずの松井監督との間には開幕前から隙間風が吹いていたという指摘もある。

ソフトバンクFA移籍した山川を巡って、意見が割れたと聞いています。残留を希望した松井監督に対し、渡辺GMと球団は強制性交の疑いで書類送検(不起訴)された事実を重く見て、残留交渉でも強くは引き留めなかった。補強を含めたチーム編成に不安を抱いていた松井監督からすれば、渡辺GMの方針は不満だったでしょう。コンプライアンスを重視する球団と現場を率いる監督の間に溝があったのは確かだと思う。6月21日には親会社の西武ホールディングスの株主総会を控えている。山川の不祥事があったうえに低迷するチームに手を打たなければ株主から突き上げを食うのは必至。松井監督の休養にはそんな事情もあったと見ています」(放送局関係者)

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